新築住宅が日本でなぜこれほど人気でニーズが高くコストが高いのかその理由に迫る!

新築住宅が日本でなぜこれほど人気でニーズが高くコストが高いのかその理由に迫る! 新築住宅は年収の15~20倍と言われるように、日本で新築住宅を建築すると非常にコストがかかります。
もともと新しいもののニーズが高い日本人の特徴に加えて、原材料価格や人件費の高騰が拍車をかけています。
特に原材料費用の高騰は現在も続いており、これはコロナ禍によるサプライチェーンの変化が影響しているともいわれています。
また地球環境の変化に伴い生産国での山火事などの原料の供給減や、物流網の停滞による影響も見逃せません。
このような材料が少なくなる中で世界の需要は高まりつつあるため、結果的に費用が高額になってしまっているのです。
別の視点で見ると、耐用年数が長いというのも選ばれる理由の一つになります。
住宅を購入する動機として新しい家族ができたり、同居したりなどのライフスタイルがきっかけですがその年齢が30~40代がボリュームゾーンです。
人生100年時代と考えると中古よりも耐用年数が長い新築住宅を求めるのは自然の流れといえるでしょう。

新築住宅も購入した瞬間に中古住宅になる!その実態や市場価値や相場について

新築住宅も購入した瞬間に中古住宅になる!その実態や市場価値や相場について 新築住宅を購入して引き渡しを受けますが、その瞬間から建築主の所有になるのと同時に中古住宅になります。
この意味はそれ以降の引き渡しでは各種の補助金の申請・税金・売却などの査定などにも影響を与えてしまうことです。
例えば新築だと条件に該当し、補助金や税金の控除を受ける可能性もあるかもしれませんが、中古になるとそれが難しくなります。
一方、中古住宅ならそれ向けの補助金や税金の控除が生じる場合も存在します。
新築住宅は、主に暮らす目的で建築する不動産ですが、近年は不動産投資のブームもあることで、借家するケースも若干見られます。
もちろん新築住宅を建築したのですが、資金が必要になり、それを直ぐに売却する必要性に迫られる可能性はあります。
建築主側に事情変更が生じることもよくあるため、売却を検討しなくてはならない場合も見られます。
その場合、市場価値に関しては、建築してからどのくらいの期間が経過しているかによって価値が決まります。
当然にその期間が短ければ短いほど、査定金額も高くなりやすいのも事実です。
それでも市場価値は新築住宅が誰かの手に渡って住んでなくても中古住宅扱いになりますので、若干、査定が下がってしまいますが、買い手側からすれば買いになるのは確かとなります。